曾お爺ちゃんと、ある女性相談者の方のお話 - 稲荷神祷社  

曾お爺ちゃんと、ある女性相談者の方のお話

曾お爺ちゃんと、ある女性相談者の方のお話

曾お爺ちゃんと、ある女性相談者の方のお話(胴月さん・珠水さん編)

その頃の曾お爺ちゃんは、仕事を終えて夕方家に帰ろうとすると毎日 家の前に100人程が、この曾お爺ちゃんに見てもらおうと行列で並んでいたそうで、拝むのが嫌いな曾お爺ちゃんはそのまま家に帰るのを止めて近くの木陰の涼しい所で時間を潰し夜9時か10時頃に帰っていたそうです。 その頃には、もう藁をもつかむ気持ちで待っている人が30人程になっているのでしぶしぶ塩で手と口を清め、真っ白な袴に着替え神棚の前に座り柏手をすると最後まで白塚さんが入ったまま、[もうおれへんか、もうええねんな」と誰もいなくなるまで何時間でも拝む毎日でした。

そんな頃、一人の女性が曾お爺ちゃんの所に相談に来られた時の話ですが、この方は、5年ほど前から精神状態が不安定で精神病院へ何度も入院された事があるそうなのですが、いつも病院に入院したとたんに、ピタリと異常な言動が無くなり正常になるそうです。 自分自身では、どこも悪くないのに入院させられるのが嫌で何件か拝み屋に行ったところ霊が憑いているとか、黒(悪さをする神)が憑いている。とか色々言われたが 一向に良くならないと悩んでいたところ、曾お爺ちゃんの噂を耳にして尋ねて来られたそうです。

曾お爺ちゃんが神さんにお尋ねしますと、その女性には稲荷神が憑いている。 女性の方を見てみますと、体が勝手に動くのを必死で抑えようとブルブルと震えながら畳に爪を立てて抵抗していたので、指先から血を出していたそうです。

曾お爺ちゃんは、神さんの名前をその女性の口から言わせようとクジを何度もきりますが口をモゴモゴさせるだけで、神さんの名前を言う事ができません。

曾お爺ちゃんは、その女性を落ち着かせて内容を説明し話をしました。 「あなたは病気ではありません。稲荷神が憑いているから祀って修行すれば家も栄えるし、物凄くお陰を頂けますよ。」と話したのですが、その女性は「息子夫婦に面倒を見てもらっている身ですし、家でキチンとお祀りする自信がありません。 せっかく祀らせてもらっても粗末に扱ってしまったら、もったいないので 祀ることは出来ません。」 と断言されました。曾お爺ちゃんは、その事を白塚さんに相談し、 その女性に憑いている稲荷神を私が(曾お爺ちゃん自身)祀らせてもらいますので、どうか離れてやって下さい。とお願いし、その当時、助手をしていた今のおばあちゃんに、綺麗なタライに水を汲んで持って来させクジをきると、女性の口から白い煙がでて、その煙はタライの水の中に入っていったそうです。 そのタライの水の中で曾お爺ちゃんにキツネと蛇のお姿を見せたとの事でした。 そうして稲荷神に名前を聞いたところ胴月さんと珠水さんと言われましたので、今も毎日、拝ませて頂いております。

この女性は、自宅に祀る事は出来ませんでしたが、曾お爺ちゃんが行う祭事には亡くなられるまで毎回来られていました。

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